2021年8月13日 / 最終更新日 : 2021年8月13日 サイトスタッフ 宗学コラム 誰が法華経の行者で、誰が僣聖増上慢なのかを明確にするところに日蓮仏法あり 下山御消息 法華経に云く「或は阿練若に納衣にして空閑に在りて、乃至利養に貪著するが故に白衣の与に法を説いて世に恭敬せらるること六通の羅漢の如きもの有らん」、又云く「常に大衆の中に在て我等を毀らんと欲するが故に国王大臣婆羅 […]
2021年8月12日 / 最終更新日 : 2021年8月12日 サイトスタッフ 宗学コラム 特大の曼荼羅をめぐって~二十八(九)紙大漫荼羅 日蓮大聖人が数多く顕した曼荼羅本尊の中でも特大なのが、静岡県沼津市の岡宮光長寺に所蔵される「弘安元年太才戊寅十一月廿一日」顕示、「優婆塞藤太夫日長」授与の曼荼羅(御本尊集57)です。寸法は「縦234.9㎝×横124.9㎝ […]
2021年8月11日 / 最終更新日 : 2021年8月11日 サイトスタッフ 宗学コラム 妙法で一切を慈しみながら包摂していく日蓮仏法~万法は己心に収まりて一塵もかけず 友人いわく 世界から見れば、一人の人物という存在は小さい。 なのに何故、日蓮は一切衆生救済、広宣流布とか、万人成仏とか大きなことを言いまくったのか。 現代でも、題目を唱えている人は同様に、なぜ身の丈以上の大きなことを語る […]
2021年8月10日 / 最終更新日 : 2021年8月10日 サイトスタッフ 宗学コラム 本尊とは勝れたるを用うべし~人は無意識のうちに多くを本尊として生きている 「こんなことを考える私がおかしい」「私の我見だ」「私が言うことによって迷惑をかけてはいけない」「考えものを言うなんて、我の強い人がやることだ」「バカにならなきゃいけない」「何がなんでも結果が全て」「何かものを言うと恐そう […]
2021年8月9日 / 最終更新日 : 2021年8月9日 サイトスタッフ 宗学コラム 「仏弟子等必ず仏法を破るべし」をめぐって 日蓮大聖人の訴え 『聖職者・宗教者にして、師匠の弟子こそが仏法を破るのだ』 しかも必ずなのです。 そこには、「何故なのか?何時なのかを考えなさい」という意も込められているように思います。 佐渡御書 外道悪人は如来の正法を […]
2021年8月8日 / 最終更新日 : 2021年8月8日 サイトスタッフ 宗学コラム 私論「折伏について」(8) 投稿者:鬼滅の言 我が父母を人の殺さんに父母につげざるべしや、悪子の酔狂して父母を殺すをせいせざるべしや、悪人・寺塔に火を放たんにせいせざるべしや、一子の重病を炙せざるべしや、日本の禅と念仏者とを・みて制せざる者は・かく […]
2021年8月7日 / 最終更新日 : 2021年8月7日 サイトスタッフ 宗学コラム 内心の宝塔品~日蓮大聖人の本尊観 「日女御前御返事(品々供養事)」弘安元年(1278)6月25日 かかる法華経を末代の女人、二十八品を品々ごとに供養せばやとおぼしめす、但事にはあらず。宝塔品の御時は多宝如来・釈迦如来・十方の諸仏・一切の菩薩あつまらせ給ひ […]
2021年8月6日 / 最終更新日 : 2021年8月7日 サイトスタッフ 宗学コラム 佐渡で日蓮大聖人を守った人々をめぐって 時にあたって人物が現れる、出会うというのはまことに妙なるものがあります。 思えば日蓮大聖人の佐渡配流。 失(とが)なき人が流罪に処せられるという理不尽なる仕打ち。しかしながら、「何れの経をも行ぜよ、仏法を行ずるには分分に […]
2021年8月1日 / 最終更新日 : 2021年8月1日 サイトスタッフ 宗学コラム 私論「折伏について」(7) 投稿者:鬼滅の言 問うて云く念仏者・禅宗等を責めて彼等に・あだまれたる・いかなる利益かあるや答えて云く涅槃経に云く「若し善比丘法を壊る者を見て置いて呵責し駈遣し挙処せずんば当に知るべし是の人は仏法の中の怨なり、若し能く駈 […]
2021年7月18日 / 最終更新日 : 2021年8月7日 サイトスタッフ 宗学コラム 生身の虚空蔵菩薩をめぐって 日蓮大聖人の御書を読んでいると、そのまま読めば真意を見誤ってしまう、読み解く必要があるという箇所が少なからずあります。 例えば「清澄寺大衆中」の次の記述です。 生身の虚空蔵菩薩より大智慧を給はりし事ありき。日本第一の智者 […]