2020年6月3日 / 最終更新日 : 2020年6月3日 サイトスタッフ 宗学コラム 真実開顕のとき~大悪鬼の日本国・疫病・天魔・曼荼羅図顕・金輪聖王 建治4年(1278・2月29日改元で弘安元年)1月、「御義口伝」 が成立した頃、世を覆う疫病の惨状は凄まじいものがありました。 建治4年2月13日に著された「松野殿御返事」では詳細に描写されています。 日本国数年の間、打 […]
2020年6月2日 / 最終更新日 : 2020年6月2日 サイトスタッフ 宗学コラム 共に歩み、共に生きた師匠を後世に伝えるということ 日蓮大聖人が池上宗仲・宗長の兄弟に送られた「兄弟抄」を拝しているのですが、師が慈愛を注ぎこむように励まし包容された兄弟・第六天の魔王の働きを教示された兄弟も、師の滅後は日朗の側、即ち「五人一同に云く、日蓮聖人の法門は天台 […]
2020年6月1日 / 最終更新日 : 2020年6月1日 サイトスタッフ 宗学コラム 相次ぐ天災地変に~眼前のことを以て仏法のなんたるかを知る 天災地変、疫病に何かを読み取る思考は「立正安国論」に明瞭です。 思えば日蓮大聖人の竜口の死地に至る源は、大地震(自然災害)、疫病、飢餓等を眼前にして立ち上がったことにありました。 安国論御勘由来 正嘉元年[太歳丁巳]八月 […]
2020年5月26日 / 最終更新日 : 2020年5月26日 サイトスタッフ 宗学コラム 産湯相承物語(21) 21・まとめ 保田本に出雲関連記述が見られることから、保田本の成立は御実名縁起及び日教本よりも遅れることが考えられ、その時期は出雲の日御碕社における十羅刹信仰の発生よりも後のことと考えることには合理性があると考えられる […]
2020年5月25日 / 最終更新日 : 2020年5月25日 サイトスタッフ 宗学コラム 産湯相承物語(20) 20・主君なり、父母なり 師匠なり 主師親の順番は異なるものの、日教本、保田本の「主君なり、父母なり 師匠なり」という記述が、『開目抄』の「日本国の諸人にしうし父母なり」(全p191) という日蓮大聖人自身が述べられる […]
2020年5月24日 / 最終更新日 : 2020年5月24日 サイトスタッフ 宗学コラム 産湯相承物語(19) 日教本と保田本に見られ御実名縁起にはない記述として、日蓮大聖人のお名前に関する意義付けと日文字に関する記述がある。
2020年5月23日 / 最終更新日 : 2020年5月23日 サイトスタッフ 宗学コラム 産湯相承物語(18) 18・二天(日神、月神)、十なり 出雲関連記述と同様に、保田本に見られる内容として、「日神と月神とを合して文字を訓ずれば十なり、十羅刹と申すは 諸神を一体に束ね合せたる深義なり」という記述がある。 御実名縁起、日教本に […]
2020年5月22日 / 最終更新日 : 2020年5月22日 サイトスタッフ 宗学コラム 産湯相承物語(17) 17・出雲関連記述、本地垂迹 日教本は、「久遠下種の南無妙法蓮華経 日蓮なり」として、久遠下種の法と日蓮大聖人の同一性に踏み出しているように見えるが、当該箇所について保田本は日教本の「日蓮なり」と一言だけの部分を「久遠 […]
2020年5月21日 / 最終更新日 : 2020年5月21日 サイトスタッフ 宗学コラム 産湯相承物語(16) 16 用語の意義Ⅱ(展開) ・苦我啼く 日蓮大聖人が出生時の産声として「苦我啼(=泣)」いたということについては、御実名縁起に見られないだけでなく、夢物語としてのストーリーからも独立して記述されていることから、夢物語の […]
2020年5月20日 / 最終更新日 : 2020年5月20日 サイトスタッフ 宗学コラム 産湯相承物語(15) 15・富士・日蓮一体論 日教本、保田本は、日本の国を象徴する富士山の固有の名称が大日蓮華山であり、文字通り日蓮大聖人の名前を冠していることから、日本、日神、日種太子(仏の幼名)、善日(日蓮大聖人の幼名)が一体であると記 […]