2021年10月6日 / 最終更新日 : 2021年10月6日 サイトスタッフ 宗学コラム 最澄と密教と日蓮 最澄は延暦23年(804)、38歳の時に入唐して不空金剛の弟子・順暁より越州にて金剛界五部の灌頂(かんじょう)、胎蔵界三部三昧耶(さんまや)の灌頂を受けるも、その内容には不完全なものがあったようです。 空海が唐より帰国し […]
2021年10月5日 / 最終更新日 : 2021年10月5日 サイトスタッフ 宗学コラム 最澄最後の6年間と東国の道忠教団 最澄さん、元気を出しなさい。 あなたにはやることがまだまだあります。 さあ、衆生の大海原に飛び込んで、みんなを導きましょう。 と「彼ら」は呼びかけたのでしょうか。 空海から密教伝授を中断され、信頼していた弟子も空海のもと […]
2021年10月2日 / 最終更新日 : 2021年10月2日 サイトスタッフ 宗学コラム 私論「折伏について」(9) 投稿者:鬼滅の言 如我等無異と申して釈尊程の仏にやすやすと成り候なり 新池御書 御書p.1,443 「我が如く等くして異なる事無し我が昔の所願の如き今は已に満足しぬ一切衆生を化して皆仏道に入らしむ」 観心本尊抄 御書p. […]
2021年9月29日 / 最終更新日 : 2021年9月29日 サイトスタッフ 宗学コラム 妙法曼荼羅~神仏による啓示の時代から、唱題成仏の時代へ 日蓮大聖人の「立正安国論」冒頭では、打ち続く自然災害、疫病を「天変・地夭・飢饉・疫癘(えきれい)遍く天下に満ち、広く地上に迸(はびこ)る」と記述し、被害の惨状を「牛馬巷に斃(たお)れ、骸骨路に充てり。死を招くの輩既に大半 […]
2021年9月27日 / 最終更新日 : 2021年9月27日 サイトスタッフ 宗学コラム 創られゆく「信仰のかたち」~日本国の人々の賢父、聖親、導師 「真言諸宗違目」文永9年(1272)5月5日 法然が捨閉閣抛、禅家等が教外別伝、若し仏意に叶はずんば日蓮は日本国の人の為には賢父なり、聖親なり、導師なり。 法然浄土教の捨閉閣抛、禅家が説く教外別伝が仏意に叶わないならば( […]
2021年9月26日 / 最終更新日 : 2021年9月26日 サイトスタッフ 宗学コラム 摩訶・私感「白米一俵御書について」(1) 投稿者:鬼滅の言 爾前の経の心心は、心より万法を生ず、譬へば心は大地のごとし・草木は万法のごとしと申す、法華経はしからず・心すなはち大地・大地則草木なり 白米一俵御書 御書p.1,597 爾前経では、心から万法生ずる。例 […]
2021年9月24日 / 最終更新日 : 2021年9月24日 サイトスタッフ 宗学コラム 人間日蓮の歩みに思う ~法華経最第一・題目成仏の導師から、一閻浮提第一の本尊を一閻浮提に広宣流布する一閻浮提第一の聖人へ~ 佐藤弘夫氏は『「立正安国論」上呈時の日蓮は「法華至上」の立場であり、「法華独勝」ではなかった。「立正」とは専修念仏を禁 […]
2021年9月23日 / 最終更新日 : 2021年9月23日 サイトスタッフ 宗学コラム 日蓮大聖人が挑んだ鎌倉の宗教世界~定豪の事跡を中心に 『汝早く信仰の寸心を改めて速に実乗の一善に帰せよ』(立正安国論)と時の権力者を諫め、宗教的覚醒を促した日蓮大聖人。 今日、御書を学ぶ私達からすれば至極当然の言葉ではありますが、大聖人の生きた鎌倉時代、このようなことを口に […]
2021年9月22日 / 最終更新日 : 2021年9月22日 サイトスタッフ 宗学コラム 日蓮大聖人の破折に学ぶ~極楽寺良観を僣聖増上慢と指弾し、その働きを呼び起こす 四条金吾殿御返事 夫れ仏法と申すは勝負をさきとし、王法と申すは賞罰を本とせり、故に仏をば世雄と号し王をば自在となづけたり 日蓮大聖人の大願は一閻浮提広宣流布による立正安国ですから、そこに至る過程では諸宗教との対決は避けら […]
2021年9月21日 / 最終更新日 : 2021年9月21日 サイトスタッフ 宗学コラム 島国の権力を見下ろす仏教的世界観に生きた日蓮大聖人 文永5年(1268) 1月、蒙古の使者が国書を携えて日本に到着。 騒然とする鎌倉の中にあって、権力者に互角以上で相対した日蓮大聖人。 種種御振舞御書 去ぬる文永五年後の正月十八日、西戎大蒙古国より日本国ををそうべきよし牒 […]