2021年9月20日 / 最終更新日 : 2021年9月19日 サイトスタッフ 宗学コラム 師のもとに集い、祈り、学ぶ~身延の草庵にみる「信仰のかたち」 辧殿御消息 (建治2年7月21日) 紙なくして一紙に多く要事を申すなり。 「辧殿御消息」の最後の一行から、身延山中での日蓮一門の生活がうかがわれます。 わずかな紙、貴重な紙。故に紙一つに用件から思い、祈りに至るまで、多く […]
2021年9月19日 / 最終更新日 : 2021年9月19日 サイトスタッフ 宗学コラム 如是・我慢「旃陀羅について」 投稿者:鬼滅の言 般泥洹経に云く「善男子過去に無量の諸罪・種種の悪業を作らんに是の諸の罪報・或は軽易せられ或は形状醜陋衣服足らず飲食?疎財を求めて利あらず貧賤の家及び邪見の家に生れ或は王難に遇う」等云云(中略) 一には或 […]
2021年9月19日 / 最終更新日 : 2021年9月19日 サイトスタッフ 宗学コラム 「富城入道殿御返事(承久書)」~一国有事の危機管理の要諦を指南 日蓮大聖人が口述し、弟子が代筆した「富城入道殿御返事(承久書)」(弘安4年(1281)10月22日)は、大聖人の文才があますところなく発揮された、表現豊かな書簡ではないかと思います。また、文中で、対蒙古戦の勝利の基準は「 […]
2021年9月18日 / 最終更新日 : 2021年9月18日 サイトスタッフ 宗学コラム 承久の乱~一を挙げて万を知らしめ奉らん 神国王御書 又承久の合戦の御時は、天台の座主慈円、仁和寺の御室、三井等の高僧等を相催して日本国にわたれる所の大法秘法残りなく行われ給う。所謂承久三年辛巳四月十九日に十五檀の法を行わる、天台の座主は一字金輪法等・五月二日は […]
2021年9月17日 / 最終更新日 : 2021年9月17日 サイトスタッフ 宗学コラム 師匠と共に~富士日蓮法華衆の心意気 四十九院申状 弘安元年三月 寺務二位律師厳誉の為に日興並に日持・承賢・賢秀等、所学の法華宗を以て外道大邪教と称し、往古の住坊並に田畠を奪い取り、寺内を追い出さしむる謂れ無き子細の事。 日興上人の教導により、駿河国富士川流 […]
2021年9月15日 / 最終更新日 : 2021年9月15日 サイトスタッフ 宗学コラム 空海の「三教指帰」と「立正安国論」 ある人が「あの時代に宇宙を意識していた空海は天才だよ」と言うのですが、宇宙の使い始めは「日本書紀」でしょうか。 「日本書紀」神代上 故、其の父母二神、素戔嗚尊(すさのおのみこと)に詔したまはく、“汝甚だ無道し、以ちて宇宙 […]
2021年9月14日 / 最終更新日 : 2021年9月14日 サイトスタッフ 宗学コラム 日蓮大聖人が曼荼羅本尊を顕した背景~終わりなき迫害の中で 富木殿御返事 文永9年4月10日 日蓮が臨終一分も疑無く頭を刎(は)ねらるる時は殊に喜悦有るべし。大賊に値うて大毒を宝珠に易(か)ゆと思う可きか。 鵞目(がもく)員数(いんずう)の如く給(た)び候い畢(おわ)んぬ御志申し […]
2021年9月13日 / 最終更新日 : 2021年9月13日 サイトスタッフ 宗学コラム 日蓮によりて日本国の有無はあるべし~開目抄に込められた心 文永8年(1271)10月、佐渡へ流された日蓮大聖人。 諸宗を破折してきた大聖人に反感を持ち、亡きものにしたい、いや、それができないならば、なんとかねじ伏せたい。論破したい、やっつけたい。「佐渡の国のみならず越後・越中・ […]
2021年9月12日 / 最終更新日 : 2021年9月12日 サイトスタッフ 宗学コラム 文永5年から文永9年への道~生から死、死から生へ ・文永5年(1268) 1月、高麗使潘阜(はんふ)が蒙古の国書を携えて大宰府に到着。 ・閏1月18日、蒙古国書は鎌倉に到着。 「安国論御勘由来」(文永5年4月5日) 而るに勘文を捧げて已後九箇年を経て、今年後(のちの)正 […]
2021年9月12日 / 最終更新日 : 2021年9月12日 サイトスタッフ 宗学コラム 私論「三光天子」 投稿者:鬼滅の言 三光天子の中に月天子は光物とあらはれ竜口の頸をたすけ、明星天子は四五日已前に下りて日蓮に見参し給ふ、いま日天子ばかりのこり給ふ定めて守護あるべきかとたのもしたのもし 四条金吾殿御消息(竜口御書) 御書p […]