【投書】岐路となる2024年か!
投書者:カナリア
文藝春秋の1月号に、昭和43年(1968年)に行われた、松本
以下、概略を一部引用してみる。
〈公明党は保守か革新か〉について語る場面。
松本:少し現実的な問題になりますが、これから公明党はさらに伸 びて、有力政党になる可能性がある。与党絶対過半数という現在の 勢力率が破られるときがくる。
池田:そうなるとうれしい。松本さんは推理作家だからあたるだろ う。(笑い)
松本:そうすると、公明党がキャスティングボードを握る・・
池田:なりたいもんですね。(中略)政治は政治の分野ですから、 国民のため、大衆福祉にどれだけの成果をあげたかということによ って、政党の善し悪しが決まる。それだけのことです。政党はあく まで政党として、どう国民に評価されるか、これが急所であり、 根本です。
(中略)右とか左とかいうのではなくて、日本の最大多数の人が、 どうすれば本当に幸せになるか。あるのはこれだけだ。わたしは傲 慢と邪悪に対しては鋭く戦ってきた。それに挑戦してきた人間です から・・
松本:少し現実的な問題になりますが、これから公明党はさらに伸
池田:そうなるとうれしい。松本さんは推理作家だからあたるだろ
松本:そうすると、公明党がキャスティングボードを握る・・
池田:なりたいもんですね。(中略)政治は政治の分野ですから、
(中略)右とか左とかいうのではなくて、日本の最大多数の人が、
そして、〈話のあと〉で松本氏は以下のように語る。
『公明党はどこに行くのか。これも創価学会とともに、世間の関心
公明党がキャスティングボードを握ったら、機会主義(日和見主義
現在捜査が行われている、自民党の「裏金問題」をみるにつけ、旧 態依然の自民党による「利権主義政治」は、限界を迎えている。3 0年にも及ぶ日本の停滞の因は、究極ここに極まるのである。
明2024年は、1月の台湾総統選、3月のロシア大統領選、11
「報恩」とは、言われるままに、選挙活動をすることではない。ま
健康第一、意気軒昂な一年を共々に過ごしましょう!
原文がどうなっているのかしりませんが、 「キャスティングボード」というのは、 間違った言葉です。 英語のスペルは、「casting vote」であり、本来の意味は、可否同数の場合の議長決済票のことで、それが長じて可否決定を握っている場合をも言うようですが、ともかくも、 「キャスティングボード」ではなく、 「キャスティング『ボート』」が正しい。 「ボード」ではなく、「ぼーと」なのです。
しみじみ文藝春秋を確認したところ、キャスティング・ボートと表記されていました。私のご認識による写し間違いでした。お恥ずかしい限りです。ご指摘ありがとうございました。