当サイトに寄せられたご質問について
投稿者:サイト事務局
先日、当サイト宛に、御本尊様についての質問が寄せられました。
事務局から質問者様に回答させていただきましたが、有意義な質問だと思われますので、参考までに掲載させて頂きます。
【ご質問】ネットの記事などで、「平成4年以降に学会組織を通して受けた御本尊は勝手に学会が作り出したニセ御本尊」とあり、それに題目をあげても功徳は無い…などありますがそれは本当なのでしょうか…?会館に御返しした方が良いでしょうか?
【回答】
〇〇様
自活サイト事務局のAと申します。
自活サイトの座長宛にいただきました御質問について、個人的な見解ですがお答えさせていただきます。
学会授与の御本尊様ですが、「平成4年以降に学会組織を通して受けた御本尊は勝手に学会が作り出したニセ御本尊」というのは、唯授一人と言われてきた大石寺の法主の血脈なるものを、日達上人がどなたにも授けずに亡くなられたあと、自己申告で猊座に就いた日顕が、創価学会を破門し、本尊授与を止めたために、創価学会が、和合僧の団体として、第26世の日寛上人が書写された御本尊様を原本とし、その写しを会員に渡しているものです。
日達上人の御本尊様も、和合僧の団体の代表者として、日達上人が書写された御本尊様の写しを、会員に渡していたものです(日蓮正宗の寺院で渡された場合と、学会の会館で渡された場合があります)。
御本尊様の意義としては、どちらもまったく同じです。
私の家の御本尊様も、〇〇様がお持ちのと同じ、日寛上人の御書写による御本尊様(学会からの授与)です。
ニセ本尊という人は、日蓮正宗の立場から、時の法主の書写によるものでないとか、血脈がないとか、
本尊として掛軸の表装がされていないとか、書かれている十界の数が少ないなど、様々に理屈を付けていますが、元々学会は、日寛上人の御書写にかかる御本尊様の写しの御本尊様を、大石寺から頂いていました。(ただし、学会草創期に会員にお渡ししていた日寛上人御書写の御本尊様は、今とは別の御本尊様の写しです)
大石寺第66世の日達上人の代になってから、日達上人御書写の御本尊様の写しの御本尊様を会員に渡すようになりました。
67世の日顕の代になってからしばらくの間は、日顕書写の御本尊様の写しの御本尊様を渡していましたが、日顕が創価学会を破門し、本尊授与を止めたことから、和合僧団としての創価学会として、第26世日寛上人御書写の御本尊様の写しの御本尊様を会員に渡しているものです。
あと、日寛上人の御本尊様は、十界の数が少ないという人もいますが、大聖人様が書かれた直筆の御本尊様でも、十界の内容は多いもの、少ないものと様々ですし、十界が揃ってないと言う人もいますが、縁覚界の書かれた御本尊様は、現存する大聖人様の直筆の御本尊様のなかにも存在しませんので、
そもそも御本尊様とは何かを分かっていない人の言い分だと思います。
学会は間違いなく、大聖人様の民衆救済の御意思を継ぐべき教団です。
どうか安心して拝して下さい。