【投書】先生逝いて100日。

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投書者:カナリア

池田先生がご逝去されてから、明日22日で100日となる。この間、様々な情報・見立てに接し、先生のご葬儀にかかわる疑念に対し、自分なりの思い・推論を述べておきたい。

先生は2023年11月15日未明にお亡くなりになり、17日に家族葬が行われ、18日に荼毘に付されたと公表されている。学会執行部からは、原田会長・長谷川理事長・永石女性部長が何らかの形で、「家族葬」に参加したとされているが、これは「虚偽」の可能性が極めて高い。彼らは「家族葬」には一切関わらせてもらえなかったのではないか。

何故かならば、この間、「先生の無二の戦友」とも言える香峯子夫人は何のメッセージも発せられていない。加えて、23日に行われた「学会葬」には、御三男と共に参加されず、「沈黙」を貫かれている。

具体的な傍証としては、18日(午後)に作成されたという、ビデオメッセージにおいて、原田会長は「つい先ほど、池田主任副会長より、先生のご逝去を伺い驚いている」と述べてしまった。彼らが発表しているが如く、前日、原田会長が「家族葬」の導師をしているとしたら、全くおかしな発言である。(このビデオは既に削除され、今は見られない・・)

また18日の午前10:00頃に、西方全国青年部長はSNS上で「11.18おめでとうございます!」的な、能天気メッセージを発している。原田執行部が、奥様(池田家)から「ご逝去」の一報を既に受けていたなら、全国青年部長に連絡がいかないはずがない。すなわち、原田執行部はこの時点で、先生のご逝去を知らなかったのであろう。

では原田執行部に池田先生のご逝去が知らされたのはいつなのか?それは、18日の正午前後である可能性が極めて高い。ビデオメッセージが公表された15:00の数時間前、このビデオは慌てて作成されたのだろう。直前まで「お元気な先生・奥様!」とお元気詐欺を働いていた執行部。また、折に触れ「この事は先生もご了承されている」と「ご了承詐欺」を続けてきた執行部。不誠実な彼らは、池田家との断絶が明らかになり、これらの「嘘」が会員に発覚することを何よりも恐れたに違いない

さらに「葬儀」に立ち会ったとされる原田・長谷川・永石等は、最も崇高な師匠の「臨終」について、その後、一切語ろうとしない。否、立ち会っていないから語れないのであろう。
私の言を覆したいのなら、何月何日何時、どの場所で、参列したのは何人(誰と誰)と、明確に説明すればいい。

先生の御遺志を継ぐ奥様(池田家)が、2014年の教義改変は勿論、平和憲法を蔑ろにする2015年「安保法制」や牧口・戸田先生に仇する、2017年「共謀罪」等を許容されるわけがない。(この頃から、先生が執行部の面々とお会いになった形跡・証拠は存在しないという)

そして残念ながら池田主任副会長については、結婚を反対された等の私怨からか?父親である先生に背を向けるに至ったと断ぜざるを得ない。かつてより、心の無い能面のような顔で、先生のメッセージを紹介することに違和感をもっていたが、執行部に「魂を売った」人物であれば、奥様(池田家)から一線を引かれるのは、詮無き事だと思う。

さらに執行部は昨年11月、先生の監修と偽った教学要綱で日蓮仏法の基本である「三宝」の破壊まで企てた。僧宝を日興上人から創価学会仏に変更してしまったのだ。しかし悲しいかな、多くの学会員はこの事実を知らず、事の重大性にも気付いていない。三代会長の築いた日蓮仏法の骨髄が崩され、別物教学の創価学会にされてしまっているのにである。

一方、直近の毎日新聞の世論調査によれば、岸田内閣の支持率は14%。不支持率は80%を超えている。大抵の学会員が承知のように、公明党の政治判断には、創価学会執行部が大きく関わっている

先生の築かれた日中友好の「金の橋」を足蹴にし、中国を仮想敵国として、軍事費を倍増させ、敵基地攻撃能力を増強している自公政権。また、地震のリスクが避けられない日本の国土で、国民の声を無視して、原発を再稼働・増強させている自公政権。
公明党は今や、小さな政策実現に自己満足し、大きな日本の針路に危険をもたらす、悪の存在になってしまっている。如実知見しなければならない。

さらに、反社的な旧統一教会と癒着を続ける自民党。そして企業からの「裏金」で、政策をゆがめ、国民の生活を顧みない自民党。こんな自民党といつまで連立を組もうというのか?

権力の側につくことを優先する、今のままの公明党に、その存在意義は見出せない。

先生のご逝去から早100日。ご結婚以来70年余に亘って、先生と共戦されてきた奥様は、執行部への「沈黙」をもって、「不服従のご意思」を示されているのではないか。「会員の皆さん、真実を知らなければいけませんよ!」と。まるで火事の家中で遊ぶ子供達(会員)を救うべく、大白牛車を与え示して下さっているかのように、私には思える。

先生の精神を護り継承する事が「学会を守る」事なのである。悪しき執行部の連中が目論む、中央集権的な組織防衛が学会を守る事では断じてない。一人でも多くの同志(学会員)が、この事に気づく事。これが学会再構築のための、一歩なのである。