【投書】21世紀の「草莽崛起」!

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投書者:カナリア


ジャニーズ帝国の崩壊を見る時、平家物語の「盛者必衰の理」を思い浮かべる。何十年も続いたおぞましい性加害。利害を優先し、見て見ない振りをしたマスメディア。イギリスのBBCの報道によって、悪事は表沙汰になり、ようやく崩壊が始まった。自民党という政党も、同じ道を歩むのではなかろうか(期待を込めて)。

1955年の保守合同によって出来た自民党。40年近くが経過し、1993年の細川連立政権によって、一旦、賞味期限切れ近しかと思われた自民党。しかし、新進党の誕生~解体の騒動を経て、1999年、自自公連立によって息を吹き返してしまった。

夫婦別称さへ認めない人権感覚。財界・大企業優先の利権第一主義。アメリカ従属一本の、間違った保守主義等々。自民党は所詮、21世紀に通用する政党ではなかった・・

立党の精神を忘れた公明党及び、3代師匠のご指導を学ばない創価学会によって、20年余、延命してきた自民党。だが、多くの民衆・国民はようやく気付き始めたのではないか。

日本の再生を望むならば、国民の声を聞かない、また国民を見ない、既成の政権・政党にはお引き取りいただく以外にないのである。

本日、象徴的な事があった。小3以下の子供だけでの、外出・留守番は虐待とする条例が埼玉県自民県議団によって撤回された(先週の6日には福祉保健医療委員会で、公明党も賛成していた!)。この条例が、あまりに育児の実態を見ず、感覚に大きなずれがあると、各方面から批判され撤回されたのである。

民の心がわからない者達が行う政治の「危うさ」を知ると共に、声を上げることの大切さを改めて思う。10月22日には衆院長崎4区、参院徳島・高知の補選が行われる。国民の審判は如何に?自公連敗の場合でも、岸田首相は解散が打てるのか?来年9月の自民党総裁の事しか頭にない「岸田増税メガネ君」。年が明けても解散は出来まい。議席を大きく減らしたなら、再来年までには行われる衆院選の顔として、避けられるのはわかっている。

一方、ライバル達を閣内に取り組んだから、総裁選で再選されるのか?否。1年後までには行われる衆院選に、これ程不人気な岸田首相がトップでは勝てない。こうして不毛な権力闘争が繰り広げられるのだろうか。

新聞・テレビの大本営体質を含め、既得権益にまみれた様々な団体・組織の本質が問われている。確固たる哲学と自立の精神。21世紀の「草莽崛起」が必要な時だと思う。

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