【投書】聞き流す力

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投書者:カナリア


昨日、150日間の通常国会が閉会となった。

保険証廃止のマイナンバー法、原発推進基本法、難民強制送還の改悪入管法、差別推進のLGBT法、防衛財源確保法など、人権を疎かにし、日本の針路をさらに劣化させゆく「悪法」の数々。「戦後最悪の国会だったのではないか」との、識者の指摘もあるほどである。

先日ツイッターの中に、以下のような文面を見つけた。全く同感である。

「安倍晋三さんが首相だった時、日本の憲政史上最低の宰相だと思った。菅義偉さんに代わった時、下には下がいるものだと思った。岸田文雄さんに代わってみたら、それよりさらに下だった。あの安倍晋三さんでも絶対に後継指名しなかっただけのことはある」

「聞く力」を標榜して総理大臣になった岸田首相。実際は国民の声を「聞き流す力」だった。

この様な、軽佻浮薄な人物を、国家のトップに君臨させる仕組みの問題もさることながら、結果的にそれを許してしまっている、日本国民の民度が今、問われている。

また一方、17、18日実施の毎日新聞全国世論調査で、興味深い項目があった。それは、自民党と公明党が連立を続けるべきかどうかを、支持政党にかかわらず聞いたところ、「続けるべきだとは思わない」が67%で、「続けるべきだと思う」の17%を上回ったという。

一つの新聞社の調査結果とはいえ、3人の内の2人は「自公連立」に否定的であるという民意を、公明党・創価学会の執行部は、重く受け止める必要があるのではないか。

「信なくば立たず」。言う事とやる事が違う政治家・政党に、いつまでも民の支持は続かない事を、為政者たちは、今一度噛みしめるべきであろう。

【投書】聞き流す力” に対して1件のコメントがあります。

  1. KAZU より:

    カナリア様

    いつもご投稿ありがとうございます。
    「自公連立に否定的な民意を重く受け止めるべき」
    全く同感です。特に心ある会員には一日も早く、一人でも多く、気がついてほしいと切に念願しています。

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