【投書】WBC,日本チームに学ぶこと

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投書者:カナリア


WBC今大会が日本チームの優勝で終わった。予選を含めて7連勝。唯一の無敗チーム。素晴らしい!日ハム時代、大谷選手の二刀流を信じ、育てた栗山監督。今回の日本チームの優勝は、人間性溢れる栗山監督の存在無くしては実現しなかったのではなかろうか?

準決勝のメキシコ戦。不調だった村上選手を使い続け、最後の決勝打が生まれたのも、栗山監督の「信じる力」が通じ、報われたといえる。「日本の若き三冠王、村上選手がどれ程凄いバッターかを世界に知らしめる・・」との栗山監督の確信・信頼、それを見極める力。

決勝のアメリカ戦。今永・戸郷・高橋・伊藤・大勢・ダルビッシュ・大谷と7人のピッチャーの継投。皆、力あるボールを投げ、コントロールもいい。気持ちの上でもアメリカの強打者に負けなかった。素晴らしい。最後のバッターはエンジェルスで大谷選手の同僚でもある、アメリカ最強の打者トラウト選手。誰かが言っていたが「漫画を超えるシナリオ」と。空振り三振で打ち取った大谷選手が雄叫びを上げる。そしてチームメイトが一斉に集まり、歓喜の輪ができる。まるで純粋な野球少年達が、無心に喜びを爆発させているようだった。

個々の選手の力が、名監督のもとに結集した結果、世界一の栄冠が得られたのだと私には見えた。インタビューに応じて「最後まであきらめないことの大切さ」を学んだという声。また「どんな困難にも挑んでいく姿勢」を自分も持って行きたいとの声。様々な事を、感動をもって教えてくれた「日本チーム」であったと思う。

それに引き換え、日本の政治家達は、何を成さんと生きているのか?居眠りをして過ごすのが国会なのか?質問に真正面から答えないのが、良い答弁なのか?「聞く力」などと言いながら、民意を無視するのが、国のトップの姿勢であっていいはずがない。

2014年、15年、当時、総務大臣だった高市早苗が、放送法の解釈を変更するに至った経緯が「行政文章」に残されていた。「けしからん番組は取り締まる」と言っていた礒崎首相補佐官。

第二次安倍内閣官邸が、報道の自由に制限を加えようとした、「許されざる暴挙」が明らかになってきている。過ちは糾さねばならない。

ノブレス・オブリージュ。(仏語)。身分の高い(指導的立場にある者)はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという意味。この基本的な道徳観を、特に日本の政治家諸氏には、見つめ直して欲しいと切に願う。

WBCにおける日本チームの若者たちに触れ、「学ばねばならぬことは多い」と痛感するものである。

【投書】WBC,日本チームに学ぶこと” に対して1件のコメントがあります。

  1. オジロワシ より:

    テレビは局が限られていることから、新聞と異なり、公平性を欠く放送は公的機関による規制の必要があり、高市発言はこれを指したもの。現状、テレビはワクチン後遺症被害者は2000人を超えていることを報道せず、また再エネ賦課金の負担は太陽光パネルが原因であることを放送しないなど、政権に忖度しており、公的機関による規制の必要があると考えます。また、YouTubeによる削除こそ国民の表現の自由を制約するものだが、これに言及しない国会議員などは論外に国民に奉仕してないと思います。

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