【投書】今の世相に思う(58)

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投書者:ハーフソール

 私は長年にわたり公明党に期待し、信頼してきたのであるが2015年に成立した安保法制をきっかけに同党に対して深い失望感を抱き、強い不信感を持つようになった。同党は平和を強く志向し人権を守る党であると思っていたのであるがそれが裏切られたように感じたからである。

 

まず第一に安保法制は憲法違反だと思う。あるアンケートによれば憲法学者の98%がこの法律は違憲、もしくは違憲の疑いがあるとしている。合憲だとする憲法学者は2パーセントであった。これは驚くべき数字だと思う。つまりほとんどの専門家は合憲ではないとしているのである。

事は憲法9条に関することであり、まかり間違えば日本が他国の戦争に巻き込まれる可能性があり、このような法律を容認した公明党は重大な過ちを犯したと思う。

20世紀最高の歴史家の一人と言われるトインビー博士は池田先生との対談でこう述べている。

もし日本がその現行憲法の第九条を破棄するとしたらーいや、さらによくないことは、破棄せずにこれに違反するとしたらーそれは日本にとって破局的ともいうべき失敗となるでしょう。
池田大作全集3 p.370
公明党の責任は重大と言わなければならない。

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