座談会御書「四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)」2021年(令和3年)9月度

御書

四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)
御書全集1117㌻18行目~1118㌻3行目

〈本 文〉

法華経の信心を・とをし給へ・火をきるに・やすみぬれば火をえず、強盛の大信力をいだして法華宗の四条金吾・四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ、あしき名さへ流す況やよき名をや何に況や法華経ゆへの名をや

〈通 解〉

法華経の信心を貫いていきなさい。火をつけるのに休んでは火は着きません。強盛な信心で鎌倉中の人々をはじめ、日本国中の人々に法華宗の四条金吾と云われるようになりなさい。悪名でさへ伝わるのだから、善き名は伝わるはすです。まして法華経のゆへの名は当然です。

〈講 義〉

「火をきるにやすみぬれば火をえず」この一句に信心の極意、人生の極意、祈願成就の極意が示されている。
「火をきる(鑽る)」とは、昔は乾燥したヒノキなどの木口に棒をあてて、激しくもんで火を得たため、この行為を「火を鑽る」と表現した。火が着くまでもみ擦るのである。すぐにつくかもしれない、なかなかつかないかもしれない。しかし、やすまず続ければ必ずつき、途中でやめればつくことはない。我々の信心も同じである。成仏するかしないかである。大聖人は、「この信心は、信じて続ければ必ず仏の境涯を得ることができる」と仰せなのである。たった一つの条件は「信」である。同じ四条金吾に対し、「不信ならばぬれたるほくちに・火をうちかくるがごとくなるべし」(1192)とも述べられている。こちらは火打ち石の譬えだ。ほくちが濡れていてはつかない。まずは「信」を定めることだ。ひと打ちでつくかもしれない、100回目でつくかもしれない。必ずつくのである。つくまで続ければよいのである。つづける動力が「信」である。
あきらめるのも自分、やり通すのも自分、決定を下しているのはいつも「自分」である。たとえひとたびダウンしても、カウントを刻むレフリーはいないのだ。安心して己の力で立ち上がろうよ。

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9月度座談会御書履歴

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9月の広布史

――「原水爆禁止宣言の日」――
昭和32年9月8日

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■池田大作全集第百十巻 対談 希望の選択

■池田大作全集第百二十七巻 随筆 原水爆禁止宣言三十周年

■池田大作全集第百三二巻 随筆 新・人間革命
 「原水禁宣言の日」に思う 平和へ! 魔性の生命との大闘争を

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