【投書】摩訶・私感「戸田先生と四条金吾」
投書者:鬼滅の言
さても・さても去る十二日の難のとき貴辺たつのくちまで・つれさせ給い、しかのみならず腹を切らんと仰せられし事こそ不思議とも申すばかりなけれ
四条金吾殿御消息(竜口御書) 御書p.1,113
名誉ある法難にあい、御仏のおめがねにかないながら、名誉ある位置を自覚しない者どもは退転したのである。
創価学会の歴史と確信 戸田先生
(1)竜口御書では四条金吾が切腹を覚悟で大聖人にお伴されたことが記されています。
その後、四条金吾は主君を折伏したことにより、主君や同僚から迫害を受け、長い間苦しむことになります。
(2)戸田先生は軍部権力との戦いに命をかけて戦われました。そして出獄後、事業の挫折で苦しむことになります。
戸田先生と四条金吾は法華経のために命をかけて戦われた人です。そして、四条金吾は「御みやづかい」で、戸田先生は「事業の挫折」で長年苦しまれています。
法華経に命をかけた人であっても、仕事の事で悩むものなのか?
男子部時代、私が感じた素朴な疑問です。私も仕事のことで悩んだからです。
そして考えたのです。
仕事の悩み、また生活する上での悩み苦しみはある意味、深刻であり、その解決までには時間を要するものである-と。
戸田先生と四条金吾の人生はそのことを教えてくれているように思います。
2月11日を迎えるに当たり、戸田先生への思いを書かせていただきました。
次回は日蓮大聖人と戸田先生について考えたいと思っています。