【投書】今の世相に思う(59)

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投書者:ハーフソール


 安保法案が自民党と公明党で議論されていた2014年前後、私は危機感を覚え何度か公明党本部へ電話したことがある。

従来の政府見解である集団的自衛権は認めないという見解は変えるべきではないという趣旨である。その時の返事は心配しないで良いというような内容であったと記憶している。しかし2015年9月安保法案は強行採決されてしまった。正確な日付は記憶していないがこの頃にも私は公明党本部に電話したのだが通じない。着信拒否されたのである。

私が電話番号を間違えたのかもしれないと思い、もう一度電話したのだがやはり着信拒否であった。

これには驚いた。私は嫌がらせの電話をしようとした意図は毛頭ない。あまり頻繫に電話しては嫌がらせと捉えられてもいけないので、その回数も自制していたつもりである。2014年~2015年の約2年間で数回程度であったと思う。にもかかわらず着信拒否である。

公明党は「大衆と共に語り、大衆と共に戦い、大衆の中に死んでいく」というのが方針のはずである。同党はこの原点の精神を忘れてしまったのであろうか。深刻な反省をすべきであると思う。

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