【投書】忘れ得ぬ指導「夏季講習会」(1)

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投書者:鬼滅の言

昭和48年・49年(1973・74年)私は高等部の夏季講習会に参加することができました。

担当者からは「夏季講習会には池田先生も参加されます」と聞いていましたので、初めて先生にお会いできると思い喜んで参加しました。それが昭和48年の夏季講習会です。

会場は大石寺でした。大石寺に到着後、バスを降りた私に「夏季講習会に参加する感想をお願いします」と、マイクが向けられ質問をされました。私は「池田先生にお会いできることがうれしいです」と答えた記憶があります。

しかし、その時は池田先生にお会いすることができなかったのです。

参加者全員による大会は野外で行われる予定でしたが、雨天のため大講堂と大客殿に分かれての開催となりました。私は淡路島から参加していましたので、淡路島のメンバー3人は大講堂に行くようにとの指示がありました。

先輩は「先生は大講堂に来られる」と私たちに話してくれました。しかし、「入場のために整列しています」と役員の方から「ここからは大客殿」と私たちから列を区切られたのです。先輩は「大講堂で参加と言われましたが」と言ったのですが、私たちは大客殿での参加となりました。大客殿は音声での会合となりました。

今回のテーマは「忘れ得ぬ指導」ではありますが、その時の先生のご指導は何ひとつ覚えていないのです。本当にひとことも覚えていないのです。
あの時、池田先生にお会いできていたら、私の人生は変わっていたかもしれない。

そのような思いだけが刻まれた講習会。それが昭和48年の夏季講習会です。

昭和49年の夏季講習会につきましては、次回述べることにします。

よろしくお願いします。