【投書】今の世相に思う(24) 森氏の”女性蔑視”発言から「人権」を考える(1)
投書者:ハーフソール
森喜朗氏は組織委員会の会長を退任した。これで良かったのではないかと思う。
その後も後任の会長をどうするか等で協議が続いているが、なるべく早くオリンピックの理念に沿う、多くの人が納得できる会長を決めて前に進んで行ってほしい。
それにしても今回の出来事も色々と考えさせられる。
森氏は首相も経験している人物なのに、その見識については強い疑問を感じるのである。つまり人権という概念についてあまり思いを馳せたことがないのではなかろうか。
この人権という概念はこれからの人類にとってますますその重要度を増していくのではないか。というよりこの概念をいかに強く、広く人類が共有できるかにその命運がかかっているとさえ思うのである。
池田先生は、
「これからは『人権』の時代です。『人権』が、人類と世界の最重要の課題です。」
池田大作全集 104 p.356
さらに、
「最も根本的なことは、一人の人間の尊厳です。」
池田大作全集 104 p.356)
と言われている。