【投書】今の世相に思う(7) 菅首相の国立大に対する弔慰要請への疑問
投書者:ハーフソール
あれから又一週間が過ぎたがやはり菅総理は6人のメンバーをなぜ任命しなかったのか説明しようとはしない。
それどころか学術会議の在り方を考えなければならないと言っているが、これは論点のすり替えと言われてもやむを得ないであろう。
菅総理はこうして時間の経過するのを待ち、いつの間にかうやむやにしようと考えているのかもしれない。いつもの手である。
野党も心あるマスコミ等は追撃の手を緩めてはならないと考える。
そして今度は又おかしなことをしている。中曾根元総理に弔意を示すよう国立大学に文書を送ったという。弔意というのはあくまで個人の意思で行うもので誰かから要望される筋合いのものではないであろう。強制ではないと言っているものの国からこのような文書を送られればある種の圧力を感じるのも当然であろう。
さらに菅総理は靖国神社に総理大臣の名前で真榊(まさかき)を奉納したという。これも非常に懸念される行為である。
憲法20条(3)には「国及びその機関は宗教教育その他いかなる宗教活動もしてはならない」とある。
靖国神社は宗教法人であり、ここに総理大臣の名前で真榊を奉納したということは宗教活動にあたるかもしれず、憲法違反の可能性が十分にあるのである。
そして中国や韓国などを刺激することも考えられ、このような行為は厳に控えるべきであろう。