【投書】緑の狸の、化けの皮を剥ぐのは誰か?

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投書者:カナリア


本日20日、注目の東京都知事選が告示日を迎えた。8年間の小池都知事の政策・実績の総括、今後4年間の首都東京の進路を決め、また国政へも影響を及ぼす、大切な選挙となる。

これに先立ち18日、元都民ファーストの会事務総長であり、小池都知事の側近であった小島敏郎氏が、小池百合子東京都知事の「学歴詐称」を刑事告訴した。弁護士でもある小島氏は4年前の知事選の折、「カイロ大学の声明文」というかたちで、結果として「学歴詐称」のお手伝いをしてしまった事を悔い、小池氏のこれ以上の「虚偽」を許さない為、行動に出た。訴えの理由として小島氏は、卒業証書の以下7つの矛盾について指摘している。

① 1976年10月卒と言っているが 卒業証書には1976年12月29日と記載。
② 「良」の成績(評価)では首席卒業は不可能な事
③ 卒業証書の発行日の日付がない事
④ 小池氏のサイン、学籍番号が空欄である
⑤ 小池氏の名前が男性のMRで表記されている
⑥ カイロ大学の監査統括官のサインが空欄である
⑦ 1976年卒なのに卒業証書の発行は2年後の1978年となっている

4年前の都知事選の直前に、石井妙子著「女帝 小池百合子」という本が注目を浴びた。その中では匿名で登場していた北原百代さんが、今回は実名で小池氏には、「卒業実態」がないことを証言している。北原さんは73年2月から76年12月までの間、中断を挟んで約2年、小池氏とカイロでルームメイトとして同居していた。「東京都知事ともあろう者が「嘘」をつき続ける事を許してはならない」との切なる思いで、今回ご自身に降りかかるリスクを省みず、勇気をもって実名・顔出し証言をしている。

様々な指摘・検証によって小池氏が、実態を伴った「卒業」をしていないことは明らかなのである。軍事政権下のエジプト政府が実質的権限を有するカイロ大学にあって、小池都知事は何らかの形で後年、いわゆる「政治的動機での卒業認定」を得ているというのが実態・事実なのだろう。(防衛大臣就任の頃か?)

見方を変えれば、日本の首都である大東京の知事が、外国政府(エジプト)に「学歴詐称」という弱みを握られ、政治的なコントロールを受ける存在になっているということである。半世紀近くにわたって自らの学歴を詐称し、そのことに何らの反省もなく、一部マスコミを管理下に置いて、都民を化かし続ける小池都知事。このような人物がさらに4年間、大東京の知事に居座り続けるのを許しておいていいのだろうか?

「緑の狸」の化けの皮をはげるのは、所詮、一人一人の有権者の良識以外にはないのである。

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