11月度オンライン自活座談会終了報告

11月度自活座談会が終了致しました!

去る11月15日に、私たちが敬愛する池田先生がご逝去されました。今月の座談会は池田先生追悼の意義を込めての開催となりました。

企画コーナーでは、池田先生と平和学者のテヘラニアン博士との対談「『21世紀の選択』を読んで」と題する研究発表を行って頂きました。昨今の暗澹たる世界情勢の中、社会に果たすべき宗教の役割など、対談内容を通し重要な視点を学ばせていただきました。世に蔓延る差別や偏見に対する池田先生の「人が他者を差別するとき、差別の因は決して差別される側にはない。差別する側にあるのです。相手が劣っているのではなく、見るほうがそういう見方しかできないからです。」とのご指摘が深く心に残りました。また、牧口先生が120年も前に提唱された「他を益しつつ自己も益する」という「人道的競争」が、全人類にとって極めて重要な提言であり、人類が目指すべき最優先の課題であると感じました。そのために、仏法を信奉する私たちの「相手を思う対話と行動」が世界平和に通じる大切な実践であることを学びました。

続いて、壮年部の方による体験発表。数年前に悪性の胃癌が見つかり、目の前が真っ暗に。ご家族をはじめ、SNSで繋がった同志の方々からの激励を受け、信心根本で病魔に立ち向かうことを決意し、題目をあげにあげ抜きました。結果、病気発覚から数年後、子供の6歳の誕生日と重なった検査当日、不思議と癌が消滅していました。振り返ると、諸天の加護が幾重にも重なり、癌が早期発見であったこと、闘病の中子供が勤行をするようになったことなど功徳の連続でした。さらに、御本尊様への感謝の念が溢れる中、池田先生の随筆「嵐の4.24」を読んで54年問題に興味を持ち、悪に対する破邪顕正の言論戦にも挑んでいきました。

闘病を通して信心を鍛え、池田先生のご遺志を継ぎ、「悪に対して怯まず、恐れず、放置しない!」と決意される壮年部の方の姿に深い感銘を受けました。

最後に女性部の方による、「寂日房御書」講義。「宿縁ふかしと思って、日蓮と同じく法華経を弘むべきなり。」の文を通し、「師と同じ実践に、今この時に勇んで立ち上がること以外何ものでもない。大切なのは今です。今何を実践するか。師と共に、今の時に適った実践に真剣に取り組んでいるかどうかです。」との、決意と確信をもった女性部の方の講義に、私自身も決意を新たにすることができました。

小グループでは、皆さん先生を偲びつつ、口々に決意を新たにしていました。自活の使命の深さを改めて確信できた有意義な懇談となりました。

回を重ねるごとに充実の度を増し、先生を感じる素晴らしい座談会でした。

今月もご参加下さいました皆様、ありがとうございます!司会、登壇者、運営の皆様も本当にありがとうございます!!

自活座談会は、これからも日蓮大聖人の仏法、創価三代の会長の精神を過たず受け継ぎ、未来に継承していくことを主眼に、より充実した、有意義な座談会にできるよう努めてまいります。

来月も賑やかに開催してまいりたいと思いますので、ふるってご参加下さい!

オンライン自活座談会運営事務局

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