【投書】新しき、心ある人材の台頭を期待する!
投書者:カナリア
月刊誌「選択」の5月号に、以下、地味だが面白い記事があった。
4月の統一地方選を巡り自民党の茂木敏充、公明党の石井啓一両幹事長の党内での不人気ぶりが露わになった。党地方組織からの応援演説の依頼が著しく少なかったという。
「選択」5月号
自民党の茂木幹事長の傲岸不遜な人柄と、人を見下すエリート意識丸出しの言動については、かねてから多くの指摘があった。
一方、公明党の石井幹事長についても、官僚出身者らしい?冷たい雰囲気と、面白みのない人間性は、多くの人の知るところとなっている。現、山口代表が退かれた後、公明党は益々庶民からかけ離れた「政党」になって行かざるを得ないのだろう。
政権を担う自民党・公明党に、魅力ある人材がほとんど居なくなっていることは、何を意味するのだろうか?国会議員の中には2世・3世が蔓延し、女性議員の比率も世界標準に比べて、圧倒的に少ない国、日本。どこに希望をつなげていけばいいのか?
1993年、変化の曙光と見えた細川連立内閣の誕生から30年。残念ながら、日本の進歩は、それ以来止まっているように見える。
この折成立してしまった「小選挙区制」という選挙制度も、一旦見直すべき「時」がきているのではないか。このままでは国家主義がより強まり「翼賛政治」に傾倒していくのではないかとの懸念は深い。
今こそ真の哲学の復興、新しい若き人材の台頭が望まれる。池田先生が遺された、仏法を基調とした「人間主義」。ここにしか「明るい活路」は見いだせないのだろうと思う昨今である。
カナリア様いつも切れ味鋭いご投稿ありがとうございます。仰る通り、もし心ある政党政治や人材を期待するとしたら、私達、有権者一人一人が慈悲と知恵と責任を持って政治を監視しながら支援する必要があるだろうと思います。支援者が官僚的に振る舞うような政治家を育てた面もあると思っています。私は公明党を支持したことが無いのですが、私が唯一知っている10年程前の石井氏のエピソードは、人間味のある、ある意味誠実なものでした。今の状況は大変残念です。微力ながら、三代会長が行動をもって示してくださった創価の哲学を身のまわりから忍耐強く体現していきたいです。またのご投稿も楽しみにしています。
今も昔も公明には魅力ある政治家はいなかった。、例えば、竹入は日中国交回復に活躍したとの意見があったが、池田先生が敷かれたレールに過ぎなかった。昨今のアメリカによる日米半導体協議は日本の産業の中核であった日立東芝などを弱体化したに過ぎず、これが問題だったとの議論さえも公明はしてこなかった。湾岸戦争は誤りだったとの議論はヨーロッパでは行なわれたが、平和の党のはずの公明は検証さえもしない。ウィグル弾圧、かつてのチベット弾圧を公明が問題視することなく、弱者に配慮さえしない。また、香港中文大学が習近平により逮捕、暗殺さえ疑われるのに、池田先生がこよなく愛された香港の自由を奪われたことに反論さえもしない公明は、果たして池田先生の意思を継ぐたは到底言えないのに愚かにもまだ公明を支援している人たちがいることも全く信じられない状況である。二十一世紀の対話の中で、中国は乾隆帝の時代を超える領土拡大はしないだろうとの言に反して、南沙諸島に侵略していることを公明が問題視さたこともないことはいかに考えるべきだろうか?公明はチャイナに忖度しかしないと理解するのが普通だと思う。