【投書】弱り目に祟り目の公明党!

JIKATSU投書アイキャッチ

投書者:カナリア


日本維新の会の馬場代表が、公明党との選挙協力を白紙にすることを発表した。これで公明党関西6小選挙区(大阪4、兵庫2)に於いて公明候補の当選は危うくなったと言える。

馬場代表によれば「3度目の住民投票に近く挑戦する可能性が低いため衆院選の選挙協力を見直した」とのこと。野良犬にルールは通用しない。目先の獲物にかぶりつくだけだから。そもそも現状の小選挙区制の選挙制度で、公明党が当選するのは難しい。自民党や維新の会との選挙協力を前提とした現在のあり方はやめた方がいい。

折しも、7月の参院選で2期目の当選を果たしたばかりの、公明党熊野参院議員の猥褻ラインが公になり、北側副代表・山口代表が、4月にはこの事実を知りながら、熊野候補の公認を取り消ししなかった責任が問われている。

これに対して公明党は目くらまし訴訟をもって臨もうとしている。そうしたなかの昨日15日、山口代表の8期目の続投が発表された。当初、石井幹事長への交代が予定されていたようだが、参院選比例区の618万票の衝撃と、来年の統一地方選への影響を懸念し、支援団体が山口代表の続投を念願したようだ。

公明党は着々と追い込まれている。反日の教義を掲げ、また反社会的存在でもある「統一教会」と、所属する国会議員の半数近くが関りを持ってきた、恥ずべき自民党。そして、根拠法もなしに、統一教会の司令塔であった安倍元首相の「国葬」を強行しようとする岸田内閣。国民の代表が集う「国会」にも諮らず、「内閣」だけで決めた「国葬」など、日本の憲政史上に汚点しか残さない。連立政権を組んでいる「公明党」に、明らかな結果責任が生じている。

自民党に比すれば少ないとはいえ、公明党の国会議員、地方議員のなかにも、「統一教会」と何らかの関係を持っていた政治家が10名以上いたことが、既に明らかになっている。また渦中の熊野参院議員は入院したままで、自らの醜聞について何の説明もしていない。公明党も、所属する議員も、何処まで国民を舐め切った不誠実な態度をとり続けるのだろうか?

山口代表の次の任期満了は2024年。公明党が立党されてから60周年の節目となる。

公明党の議員諸氏は、「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との、原点たる立党精神を片時も忘れてはいけないと思う。支援団体に左右されるばかりではなく、広く国民の声を真摯に聴くならば、初心に帰って自民党との連立は、見直すべきではなかろうか?

先人の言葉を借りて言うならば、吾人は、一党が滅びるのを憂うるのではない。日本一国が滅びゆくのを憂うるものである。

【投書】弱り目に祟り目の公明党!” に対して1件のコメントがあります。

  1. オジロワシ より:

    熊野議員スキャンダルは、それ自体情けないハレンチ行為に尽きる。もっともあのハレンチで自虐的な知人女性に対するあのメールが偽造なら話は違うが、真実、議員が作ったものでないなら、熊野議員が入院する必要はなく、ただちに名誉毀損で賠償請求すべきだろうし、それが支援者に対する誠実な対応だ。それができない、つまり正当性を主張できないのであれば、それは熊野からあのメールが発信されたからだろう。ならば、選挙前に、被害者女性からある程度の被害申し出が山口代表や北側副代表にあったというから、その時点で公認を続けるに足るかどうか、本人からLINEメールを提示させて調査すべきだった。なにもせずに漫然と公認を続けて当選させた非違な対応は極めて疑義がある。週刊誌からさらに情報が提供された時、公明党は誠実な対応ができるだろうか?あるいは遠山の例に倣い、個人の問題と結論付けるだろうか。まさか人の噂も75日とたかを括っていないだろうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA