【投書】今の世相に思う(50) 高橋洋一氏の経済政策理論(14)
投書者:ハーフソール
試算の期間は2025年までの18年間で政府は2011年時点で国の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化するという目標を設定している。
基礎的財政収支を黒字化するというのは国の収入(税金など)が歳出を上回るということだ。
諮問会議(実質は財務省の案だと思われる)は複数のシナリオを提示しているが、その内最も悲観的なシナリオは約29兆円もの増税が必要で、消費税を17%にしないといけないとしている。最も楽観的なシナリオでも8兆円の増税が必要だという。
しかしこの試算には幾つかのトリックが隠されていると高橋氏は主張する。
参考文献 消費税「増税」はいらない 高橋洋一著 講談社