【投書】今の世相に思う(41) 高橋洋一氏の経済政策理論(6)
投書者:ハーフソール
だからと言って債務超過がよいはずがない。つまり必要以上に危機感をあおってはいけないということであり、要は正しく恐れなければならないということだと思う。
その意味で財政の健全化を目指すのは正解だと思うのである。
そのことを達成させる一つの方法が政府資産の圧縮だと思うわけである。
平成21年度の政府資産はざっくり言って650兆円。莫大な資産だ。借金は1020兆円。
庶民感覚で考えれば資産を売って借金返済に充てることを考えるであろう。借金が減れば支払う金利も減るわけで負担が軽くなるからだ。今の政府のやり方は借金がたくさんあるのに別荘を何軒も持っているようなもので非常におかしい話だと思う。
参考文献「日本経済の真相」高橋洋一著 中経出版