【投書】今の世相に思う(37) 高橋洋一氏の経済政策理論(2)
投書者:ハーフソール
景気が悪い時には市中に出回るお金の量を増やせば良いという。
その手段には大別すれば財政政策と金融政策がある。
財政政策にはお金の使い道を役人に任せる「支出歳出」と減税などで国民に使い方を任せる「租税歳出」がある。
高橋氏は「租税歳出」のほうが良いと言う。官僚が経済対策に介在するとろくなことにならない。「租税歳出」は国民に直接お金を配るのだから文句も出ないし、新しい産業の振興にもなるというのである。
すなわち景気が悪い時には減税するのが非常に有力な政策になるということである。
参考文献
消費税「増税」はいらない 高橋洋一著 講談社