【投書】今の世相に思う 新型コロナウイルスと人類社会(1)

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投書者: ハーフソール

 今回初めて投稿します。よろしくお願いします。

 現在はコロナウイルスで世界は大変な状況になっています。早く事態が好転することを願ってやみません。また地球温暖化や各地の紛争、環境汚染、格差の問題など人類は大きな試練に直面していると言っても過言ではないでしょう。

 私は今こそ大聖人様の仏法、そして牧口先生、戸田先生、池田先生の思想・哲学を学びに学びそれを実践していくことが最も大事ではないかと思います。

 その意味で様々な問題を、仏法の観点から、そして識者の意見等も参考にしながら考えてみたいと思います。

 まずコロナの問題です。なぜこのようなことになってしまったのか、巨視的な観点からその原因を考えてみると共に、この出来事を何か未来に生かすことは出来ないかを考えてみたい。

 20世紀最大の歴史家の一人であり、池田先生とも対談されたアーノルド・J・トインビー氏はこう述べられています。

「最近見られる災害の多くは、間接的には人間の営みが関係しており、したがって天災の形をとって現れた人災であるということにあります。」

池田大作全集 第三巻 対談・1991年11月18日 発行

 これは非常に示唆的な指摘だと思うのです。つまりトインビー氏によれば、一見偶然に起こったように思われる天災も、実は人間が深く関与しているということであろう。その観点からいえば今回コロナウイルスの問題も、人間の営みが深く関与しているのではなかろうか。

 一説ではコロナウイルスはこうもりがその発生源ではないかと言われている。もしそうだとすればそれは何を意味しているのであろうか。その意味を次回さらに考えてみたいと思います。

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