2025年 10月度オンライン自活座談会終了報告
10月度自活座談会が終了致しました!
企画コーナーでは「世界平和を考える」と題して発表していただきました。昭和35年10月2日は池田先生が世界広布の第一歩をしるされた日です。現在においてもなお世界では戦火が絶えません。戦争の根源ともいうべき、人間の生命に内在する「差異」「差別」へのこだわり。近代においても世界の碩学がこの根本問題の解決に向け英知を注いでおり、池田先生もドゥ・ウェイミン博士など世界の識者との対談において「『桜梅桃李』という多様性の尊重」「『自体顕照』というそれぞれの『差異』を活かす法理」など、仏法の真の平等観について論じ合われています。仏法を信奉する私たちの平和に寄与する生き方として、三代会長の歩まれた「人のために火をともせば、我がまえあきらかなるがごとし。」の菩薩の実践を手本としつつ、”自分には今何ができるか。何をすべきか。”を思索し、実行に移していきたいと思います。
続いて、壮年部の方の素晴らしい体験発表がありました。高校時代に大切なお母様を病気で亡くし、悲哀に沈んで現実逃避から受験勉強に没頭し大学へ進学。卒業後は企業に就職するも特に目標もなく張り合いのない生活を送っていました。そんな中、趣味の音楽のイベントで知り合った現在の奥様と結婚。信心強盛な奥様は結婚前からご主人を折伏てきましたが、「信心は弱い人間がすることだ」と拒み続けていました。長女出産後、大病を患って入院された奥様でしたが、「1ヶ月で退院してみせる」と宣言をされ、その宣言通りに翌月退院したことに驚かされました。その後奥様の折伏が一層熱を帯び、1985年に晴れて入会されました。初登山で大聖人の仏法の偉大さに触れ「700年も前にこんなポジティブな生き方を説いたのか」と驚かされたそうです。その後、牙城会や高等部担当者として薫陶を受け、会員の激励や折伏に挑戦をしていきました。そのような中、池田先生の高等部への激励を受け、ご自身も夢であった海外での生活を真剣に祈り、後日見事に祈りを成就させアメリカへの赴任が決まりました。渡米後は現地メンバーと共に広大な地域を広布のために走り回り、仕事でも信心の実証を示し抜いていきました。しかし、帰国後目にしたのは、アメリカでの楽しい座談会とは異なる、公明党支援会議のような座談会で、その頃から師匠の息吹を感じない学会や党のあり方に疑問を持つようになりました。その後奥様と共に自活信仰を始められて間もなく病魔に襲われます。しかし、不思議と死への恐怖はなく、全快を目標に猛然と題目闘争を開始しました。自活の同志からの励ましと応援もあり、結果、症状は好転していきました。現在は、原田学会との戦いで生命力を湧かし病魔の完全克服を目標に、ご夫妻二人三脚で極悪との戦いに挑戦しています。病魔に屈せず、さらなる勢いで戦いを貫く姿にとても勇気づけられました。
続いて、壮年部の方による「法華初心成仏抄」講義。末法は謗法充満の時代のため、正法を弘めようとするならば必ず反発や摩擦が生じます。しかし、毒鼓の縁の原理によって、謗ずる人も仏縁を結べるゆえに、強いて法華経を説き聞かせていくべきであるとの大聖人の絶対のご確信が拝されます。原田執行部の謀略により、三代会長の築かれた一大和合僧団が乗っ取られ邪教化してしまった今、私たち自活の広宣流布に対する使命はいやまして大きいことを痛感しました。また、御本尊の真の功徳力を発揮させ、広布を切り開くためには「よき師」「よき法」「良き檀那」の三つが一致しなくてはならないとの法理を通し、私たちの実践においてはどこまでも大聖人、池田先生に直結した信心が大切であることを学ばせていただきました。その上で、私も原田学会にたぼらかされている一人でも多くの学会員を救うため、「とてもかくても法華経を強いて説き聞かすべし。」の精神で対話に挑戦してまいります。
小グループはフリートークにて、皆で近況や様々な思いなどを語り合いました。
今月もご参加下さいました皆様、ありがとうございます!司会、登壇者、運営の皆様も本当にありがとうございます!!
来月もますます賑やかに開催してまいりたいと思いますので、ふるってご参加下さい!
オンライン自活座談会運営事務局
