2024年 1月度オンライン自活座談会終了報告
1月度自活座談会が終了致しました!
はじめに、沖縄在住の壮年部の方より、辺野古基地問題などを中心に語って頂きました。
1999年、公明党が政権与党入りした際、「沖縄を基地の無い平和な島に」との池田先生の理想がいよいよ実現するんだとの期待に胸が躍りました。しかし、その期待は無惨に打ち砕かれました。
現在、沖縄県民の民意を蹂躙し、国によって辺野古の基地建設が強行されており、基地建設を推し進めているのが、公明党の国交大臣なのです。「いくら県民が反対しようとも、地方自治の原則が通用しないのが沖縄。本土が基地受け入れを拒否するなか国交大臣は沖縄に基地を押し付けている!」との叫びに胸が詰まり、これまで沖縄の問題をどこか遠くの出来事のように聞いてしまっていたことに心底恥ずかしくなりました。同時に、先生の平和思想を踏み躙る公明党に対し強い憤りを覚えました。
さらに、辺野古埋め立てのために、沖縄戦で犠牲となった方々の遺骨の混じる沖縄南部の土砂を使おうとしているとの話もあり、「基地ができれば、米兵に殺された人たちの遺骨の上を、米軍が土足で踏んでいくんだ。」との言葉に怒りが込み上げました。沖縄の現実について、もっと関心をもち、よく知り、学んでいくことの大切さを身にしみて感じました。
体験談では、壮年部の方より、波瀾万丈の青年期の中で発心し、池田先生と共に広布のためにまっしぐらに駆け進んできた半生を語って頂きました。
幼少期は父の借金や兄の家出など、苦難の連続でした。大学時代に、学生部の会合で元気いっぱい決意発表する同期の姿を目の当たりにし、自分も内向的な性格を克服して人前で堂々と話せる自分になりたいとの思いで発心。先輩からの指導、激励を受け折伏にも挑戦していきました。聖教新聞社でのアルバイトも経験し、その際思いがけず先生との出会いが。「福運をつけなさい。」との慈愛こもる激励を受け、生涯における先生との師弟の原点となりました。
その後も、先生との誓いを胸に様々な苦難を一つ一つ信心根本に乗り越え、男子部、壮年部と組織の最前線でリーダーとして活躍してきました。しかし、数年前に信頼する先輩幹部が不当な組織処分を受けたことを機に、これまで薄々感じていた学会組織や公明党の変節の裏に、原田執行部の師敵対の悪行の数々があったことを知り怒りに震えました。以来、自活信仰を根本に、先生の思想を社会に発信していこうとNPOを立ち上げ、仕事、生活において信仰の実証を示しています。
先生への思いと信仰の確信に満ちた素晴らしい体験談に感動致しました。「これからも先生の弟子として恥ずかしくない一生を送っていきたい。」との決意がとても胸に迫りました。
最後に、「崇峻天皇御書」の講義。四条金吾の人物像や御書の背景をふまえつつ、確信に満ちた明快な講義をしていただきました。
大聖人は、主君江間氏が病に伏している機に乗じ、金吾を付け狙う敵の暗躍が激しくなることを予見され、金吾に対し危険を回避するための具体的な指示を事細かになされており、徹して一人を大切にしようとされる大聖人のご精神が伝わってきます。
「蔵の財よりも身の財すぐれたり、身の財より心の財第一なり。」の御文を通し「心財力」は必ず振る舞いとして顕れるのであり、その振る舞いによって人の信頼を勝ち取っていくことが大切であるとの講義にとても感銘を受けました。四条金吾はこの大聖人のご指導通りに戦い抜き、見事主君の信頼を勝ち取っていきます。まさに、本抄の結論である「教主釈尊の出世の本懐は人の振る舞いにて候いけるぞ。」こそが、信仰者として私たち一人ひとりが心していかなくてはならない大切な精神であると改めて学ばせて頂きました。
小グループでは、「今年の抱負」をテーマに、それぞれ決意や目標を楽しく語り合いました。
今月もご参加下さいました皆様、ありがとうございます!司会、登壇者、運営の皆様も本当にありがとうございます!!
来月も賑やかに開催してまいりたいと思いますので、ふるってご参加下さい!
オンライン自活座談会運営事務局