【投書】安倍元首相の「国葬」で喜ぶのは誰か?

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投書者:カナリア


安倍元首相の「国葬」が、法的根拠を持たないまま、「閣議決定」を名分に、既成事実化されている。世論調査では国民の半数以上が「反対」している「国葬」を強行する事で喜ぶのは誰なのか?勿論一番喜ぶのは、旧統一教会なのだろう。【「国葬」にもなった人物が、我が教団の支援者だったのよ】と、信者からの多額な献金を搾取するための「お墨付き」として最大限利用することは、火を見るより明らかだろう。

さらに、特定秘密保護法・集団的自衛権を認める安保法制・共謀罪の強行採決に賛成した勢力。森・カケ・桜を見る会など、都合の悪い事は一刻も早く忘れて欲しい人々。統一教会との結びつきが明白になっても安倍元首相を擁護しようとしている宗教右派と言われる、一部の自民党支持者達。「国葬」によって安倍元首相の悪行が肯定化される危険性を恐れざるを得ない。

多くの国民が懸念し反対していても、権力の力で突き進む、2012年体制とも言われる、傍若無人な自公政権。こんな状況をいつまで、放置しておいていいはずがない。

公文書を改ざんし、破棄し、正しい事実を伝えようとしない政権。国会を軽視し虚偽答弁を結果的に放置する自公政権。安倍・菅・岸田と、理不尽が引き継がれるいわば“絶望の国家体制”に、終止符を打たねばならない。

外国からカルトとの癒着を、本音の部分では軽蔑されるであろう「国葬」。
日本の歴史に、取り返しのつかない汚点を残すことになるであろう「国葬」。
8月9日現在、37億円もの予算が想定されている安倍元首相の「国葬」。
何としても、この暴挙とも言える「国葬」を止めさせねばならないと思う。

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