2025年 2月度オンライン自活座談会終了報告
企画コーナーでは、池田先生の「若き日の日記に学ぶ」と題し、今回は昭和24年から29年までの日記を通して、時代背景や広布史を踏まえて発表して頂きました。改めて「若き日の日記」に触れ、その時々において赤裸々に綴られた池田先生の戦いや心情、苦悩や葛藤などから、池田先生の存在をより身近に感じることができ、師弟不二の戦いのあるべき姿を学ばせて頂きました。
続いて壮年部の方より、コロナ禍の苦境を信心根本に乗り越え、ご自身の夢を実現させるための第一歩を歩み出せた素晴らしい体験を発表して頂きました。いつかは自分のお店を持つという夢に向かい飲食業界で働く中、知人の紹介で海外の日本料理店で働くことに。そこでは地元SGIメンバーとの温かな人間交流縁や、会合終了後に参加者が持ち寄った食事を皆で食べるなど貴重な体験もできました。仕事には唱題を根本に真剣に打ち込んみ、担当していた料理の評判がよくなってたくさんのリピーターができるなど信心の実証も示す事ができました。そんな中悪夢のコロナ禍に。やむを得ず帰国することになりましたが、飲食業界は大打撃を受け働くことも容易ではありませんでした。しかし、唱題に唱題を重ねていくなか、諸天が動き自分が目指す分野のお店に高待遇での就職を勝ちとる事ができました。現在は開かれた夢の実現への第一歩を踏み出し、「法華経の兵法」を持って日々邁進しています。
組織では、お世話になった先輩が学会の変質に声をあげたことで組織処分になったことなどを機に、現在は原田学会から師子身中の虫を叩き出すとの思いで戦っています。私自身体験を聞き、壮年部の方のように、日々の信心の実践を通して「絶対に諦めない心」「何があっても負けない心」を培う大切さを学ばせて頂きました。
続いて、壮年部の方による「乙御前御消息」の御書講義。ご自身の体験を踏まえ、「必ず心の固きに仮りて神の守り則ち強し」の意義についてわかりやすく講義して頂きました。20年以上に及ぶ海外での単身赴任生活において日本にいる家族、特に子供たちとの交流が満足にでき得ないことが気がかりでした。そんな中次男に仕事上のトラブルが起き家族に試練が襲いました。ご自身が海外在住のため思うように対応できず焦りともどかしさばかりが募る中、自身はもとより、家族や地域の方々の懸命な唱題と対応に支えられ、困難を乗り越えることができました。以来、家族の絆も一層強まり、離れていても、自身の固い一念によって諸天の加護は厳然とあらわれるとの信心の確信を深めることができました。今回の御書を身で読むような体験に私も自身の信心の姿勢を改めて見つめ直すことができました。
今月もご参加下さいました皆様、ありがとうございます!司会、登壇者、運営の皆様も本当にありがとうございます!!
来月もますます賑やかに開催してまいりたいと思いますので、ふるってご参加下さい!