2024年 12月度オンライン自活座談会終了報告

12月度自活座談会が終了致しました!

企画では、1994年6月に行われた友岡雅弥氏の講演を朗読して頂きました。友岡氏は、長年池田先生の随行記者として活躍をされ、池田先生の生の声を会員の方々に届けてこられました。講演の中で、牧口先生が「三笠小学校」の校長になった時、貧しい子供たちのために私財を投げ打って、日本初の完全給食制度を確立したというエピソードがあり、とても胸を打たれました。しかし、国は金持ちの子供と貧しい子供を分離するためにこの小学校を作ったのに、牧口先生がその意に反して貧しい子供たちのために行動したことが国家反逆罪として目をつけられ、後々の逮捕の遠因となったとの話に怒りが込み上げました。平和と安穏のために権力者や権威者などの真の悪と戦い抜くことが日蓮大聖人、日興上人から三代会長に連なる精神であるのに、原田学会、公明党は保身のために権威権力に親近しています。牧口先生の殉教の精神は原田執行部の出現により完全に失われてしまいました。

友岡氏は、池田先生の真の思想と心を知る一人として、生涯先生の側に立って戦いぬかれました。しかし、先生が表舞台に立たれなくなって以降、学会乗っ取りを目論む現執行部により、不条理で執拗な査問を受けて体調を崩されました。そんな中でも、東北の被災者への思いは消えず、無理を押して被災地へと足を運ばれました。2019年4月2日、戸田先生の命日でもあるこの日、ボランティアの最中、弱った体に肺炎を併発されて、その尊い生涯を終わられました。

続いて、女性部の方による「阿仏房尼御前御返事」講義。ご自身の体験を交え、わかりやすく素晴らしい講義をして頂きました。もともと折伏が大の苦手だったのですが、池田先生のご指導を求め真剣な唱題を重ねるなかで徐々に仏法対話の楽しさを実感できるようになりました。昨今では、「教学要綱」を破折された須田晴夫氏の本を片手に恩ある同志への対話に挑戦。御書の通り、『「憎まば憎め!」との気概で如説修行の人を貫きます。』との決意に私自身も勇気がみなぎる思いでした。

最後は、初の試みとなった参加者全員を対象に、「私の好きだった創価学会」などいくつかのテーマに沿ってのフリートーク。初参加の方も発言してくださり、楽しく有意義な語らいの場となりました。かつての創価学会には、まさに「創価家族」を彷彿とさせる温かい人間ドラマがどこの地域にもありました。どこにもかしこにも当たり前のように「一人を大切にする」精神が満ちていました。だからこそ学会は大発展してきたのだと思います。この精神を絶対に忘れない自活、なかんずく自分自身でありたいと深く決意することができました。

今月もご参加下さいました皆様、ありがとうございます!また、本年一年素晴らしい座談会づくりにご尽力くださいました司会、登壇者、運営の皆様も本当にありがとうございます!!

来年も、さらに充実した有意義な自活座談会にしてまいりたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。