2024年 7月度オンライン自活座談会終了報告

7月度自活座談会が終了致しました!

冒頭 は高等部メンバーより、「日蓮と親鸞」についての研究発表がありました。学校で親鸞について学んだことをきっかけに今回の研究発表に挑戦してくださいました。
私は親鸞=浄土真宗宗祖くらいの知識しかありませんでしたが、大聖人と親鸞の教えの違いや意外な共通点など、とてもわかりやすく学ばせて頂きました。阿弥陀如来を「信」じるか、妙法を「信」じるか。同じ「信」でも何を信じるかによって私たちの幸・不幸が決まります。今現在、私たちも真一文字に御本尊様に直結できているか否か…。とても大切な視点を学ばせて頂きました。

続いて壮年部の方の体験発表。

貧しい生活の中でも愚直に広布に走る両親の背中をみて育ち、小学校高学年の頃には地域の未来部員十数件の家庭訪問に走る生粋の学会っ子でした。二度の宗門問題の際地域では多くの脱会者が出てしまいましたが、その一因として、一人を大切にせず、わずかでも組織や幹部に疑問を持つ会員を冷遇するという地元組織の体質があったようです。「(組織のせいで)行かなくてよい人たちを法華講に行かせてしまった。」と、悔しさを滲ませ語られておりました。それからは悪に対しての怒りと正義の炎を内に燃やし、組織の第一線で活躍していきました。しかし近年、学会組織や公明党が変節していく状況を目の当たりにし声をあげ、以来、機会あるごとに池田先生の正義を訴え続け、思いを共感できる同志を拡大しています。師匠の正義を証明するため地道に、誠実に戦う姿に私自身も決意を新たにできました。

最後に「三三蔵祈雨事」の御書講義。

本状の背景や対告者の西山殿について、現在の西山(静岡県富士宮市西山)の地図や風景写真なども踏まえわかりやすく講義をして頂きました。
仏法を修行し成仏するためには、「善知識」に値うことが最も大切ですが、一眼の亀などの比喩を通し「善知識」に親近することがいかに困難であり稀有なことであるかを学ばせて頂きました。私にとってこの自活の連帯こそがまさに「善知識」であることを改めて痛感し、感謝の思いがこみあげました。

講義の中で引用された、
「善知識が、友を『妙法』の方向へ向かわせるのとは対照的に、黒く卑しき心の悪知識は『自分』へと向かわしめるだけなのである。『法』が中心ではなく、自分のずるがしこい『エゴ』が中心となる。」
との池田先生のご指導が胸に迫りました。

小グループでは、「私の健康管理」をテーマに楽しく語り合いました。

今月もご参加下さいました皆様、ありがとうございます!司会、登壇者、運営の皆様も本当にありがとうございます!!

来月もますます賑やかに開催してまいりたいと思いますので、ふるってご参加下さい!