【投書】忘れ得ぬ指導「友よ強く」

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投書者:鬼滅の言

はぎさんの訃報に接した会長は、若き鳳雛たちと懇談の席にあった。

そして会長は二十余年の慈しみの心を一瞬の悲報に傾けた。

「私のよく知っている人が亡くなった。鶴見の草創期を戦った人です。貧乏で子供が何人もいた。中小企業で、いつもいつも借金ばかりだった。そのなかで戸田先生を守り、学会を守り、今日の鶴見の原動力になって、食べるものも満足に食べずに、折伏、折伏で戦い抜いた、大変な功労者です。何の社会的な地位もない、一庶民です。子供たちは立派に育った。そういう人を守らざるを得ないではないか。こういう人に最大に報いてあげたいんだ。同じような人は数多くいる - 」

小冊子「前進」より

座談会には(中略)半年前、小岩から鶴見の生麦へ移転してきた山川夫妻も今夜は、仲よく並んでいる。

「人間革命」 第3巻・道程の章・328ページ

私が小冊子「前進」を読むきっかけとなったのが、「友よ強く」のエピソ-ドが綴られたこの体験談です。

ある会合で担当幹部の方が「今月号の前進に、友よ強くの詩を贈られた方の体験が掲載されています」と話してくれたからです。

そして、その担当幹部は「人間革命」第3巻に登場する山川夫妻が、そのご家族であることも教えてくれました。

小冊子「前進」はその後、捨てられてしまいましたが、体験談3題は切り取っていましたので、今は変色していますが、手もとにあります。

全文掲載できないのは残念ですが、 私にとっては大切なご指導のひとつです。