【投書】政治を監視せよ!

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投書者:ただ今自由人


政治を監視せよ!

 新型コロナウィルスの拡散が止まらない。衆議院予算委員会で安倍総理は全国一斉休校を「専門家の意見を踏まえて要請した」と言ったが、その舌の根も乾かないうちに「時間的制約の中での政治決断」だったことを認めた。世間ではこれを「嘘」という。このような「嘘」を平気で言ってしまう人間が総理とは、なんとも情けない。これまでも森友問題、加計学園問題など事実を隠蔽し嘘に嘘をつき続けているような政権に政権を任せてはおけないと思うのは私だけではないと思う。
 先日、池田先生のスピーチを読んだ。戦時中に牧口先生が価値創造に掲載された論文を紹介されていた。その中で「半狂人格」について論じています。
「半狂人格とは言動に一貫性がないので社会では絶対に通用しない、信用されない、異常人、狂人の一種であるから警戒せよ、その異常性に、一番、気づいていないのが〝本人″である」と。
誰とは言いませんが似ていると思いませんか。

 大聖人は立正安国論で飢饉・疫病で苦しむ民衆を見て、思想の乱れが国土、社会を乱すといわれています。
まさに現代も天災・地震・台風・ウィルスなど同じような様相ではないでしょうか。
利己主義が差別を生み、ヘイトスピーチによる人権蔑視がみられ、低所得者が消費増税に苦しむなど庶民には格差社会がおもりのようにのしかかっています。

 かつての公明党は庶民目線の政治をしていたと思うが、いまの公明党にはその姿勢は感じられない。公明党に庶民の側に立った政治を望みたい。また選挙の時だけ応援して、あとは党にお任せの支援者であってはならないと思うし、その支援した内容にも責任を感じるべきだと思う。
政治の分野に限ったことではないが、耳障りのいい言葉を並べるだけの見せかけだけの話ではなく、具体的に内容を分かりやすく伝えるべきだ。
戸田先生が「政治を監視せよ!」という言葉の意味を考え、実践していきたい。